「至誠学院の願い」
平成元年当時、「株式会社ユニデリ」という新会社を設立し、静岡市中原でセブンイレブンへ納品するための新工場を開設した。折からのバブルのブームの中、働いて下さる人集めに大変苦労しました。救われ要素は二つありました。一つ目は、第二次ベビーブーマーのお母さま方のパートタイマー、二つ目は、中国やベトナム、インドネシアなどから日本に来てくれた留学生のアルバイト学生たちでした。
それぞれ、お母さんたちは住宅ローンや子供の大学進学、学生さんは日本にやってきて自分の生活と学費を稼がなければならない留学生。昼夜稼働を続ける過酷な工場の中で、皆さん良く頑張っていただきました。感謝に堪えません。そんな創成期の苦難を乗り越え続けて35年が過ぎようとしています。
ヤマザキグループも、株式会社ヤマザキを中心に2,000人を超える皆様に働いていただける企業に拡大して参りました。今も、外国からの留学生で大学、専門学校卒業者の社員入社は毎年10名を超えて継続されています。彼らは定着率も高く、永住権取得者もグループ全体で100名を超えました。
人材は企業にとって「宝」です。海外から勇気を振り絞って日本に来ていただいて、勉学の期間を通じて日本の生活文化になじみ、日本企業に職を得て、社会貢献をしていただいている。皆さん知的水準も高く、大活躍です。皆さんへの感謝の思いで頭が下がります。
ましてや、少子高齢化で働き手が足りない日本の実状を考えますと、高い「志」を立てて日本で勉強したいと来て下さる学生さんを国の「宝」として大切にしませんと、とんでもないことになります。
私たちの目指す日本語学校の経営はこうした「宝」を大切に育てる経営です。
一人でも多くの共鳴者の教育活動への参加を呼び掛けるものです。
「至誠学院の念願」
私たちは、
1, 平和で、国境の低い地域づくりを目指します。
2, 国家・民族を問わず、人が平等に扱われる世界づくりに貢献します。
3, 物質的豊かさと同時に、心・文化の豊かさを目指します
代表取締役 – 山崎寛治